ゴンドラ什器をトータルコーディネートするという考え方

ゴンドラ什器をトータルコーディネートするという考え方

弊社では、店頭販促におけるゴンドラ什器の可能性を広げる取り組みとして、什器全体を一つの「販促メディア」として捉えたトータルコーディネートを提案しています。
印刷工場RAGI BASE(ラギベース)では展示スペースを設け、以下の3点をデザイン・制作し、統一感のある売場演出を実現しました。
商材や季節感、売場のテーマに応じて、最適なデザインをすることで、より効果的な販促が可能になります。

バックボード

木目調のグラフィックを施したパネルをゴンドラ背面に設置。什器自体の存在感が和らぎ、温かみのある空間を演出できます。ナチュラルテイストな商材とも相性がよく、売場全体にストーリー性を加える要素として機能します。

棚シート

各段の棚面にオリジナルデザインのシートを敷設し、商品を置いた際にもブランド世界観が損なわれないレイアウトを実現しました。今回のデザインでは、発泡パネルに代わる環境配慮型素材として、弊社イチオシのエコ素材「MILK BOARD(ミルクボード)」のロゴも配し、企業の環境意識を視覚的に訴求しています。

サイドネット用吊り下げ什器

ゴンドラのサイドネット部分には、POP類や補足説明を設置できる構造で、什器側面も販促スペースとして有効活用できます。販促物自体は軽量素材のため扱いやすく、現場での取り付けもスムーズです。

売場づくりを「什器単位」から「面単位」へ

POPや販促ツールは棚だけ、サイドネットだけと什器単位で「点」や「線」で考えられがちです。しかし、今回のように什器全体をデザインすることで「面」としての訴求力が高まります。什器本体と一体化したデザインは、ブランド世界観をより深く・より広く伝えるための有効な手段です。
弊社では、今後も「素材」×「構造」×「デザイン」の三位一体で、売場の価値を最大化する提案を続けてまいります。